私が集めた?機材

私の所有している(していた)機材の個人的評価や想い出、・・・独断と偏見のかたまりですので、決して参考にしないでくださいまし。^^;

私の持っている屈折鏡筒について タカハシ FC-100

ふたつ目に登場するのは、今や世界のタカハシ、当時は高橋製作所といっておりましたが、二十数年前に24回払いで購入したFC-100であります。

このFC-100を手に入れるまでは同じ高橋製作所のTS式100mm反射1型鏡筒を使っておりました。ちなみにその架台はその時代に出たばかりのEM-1です。

そしてこのEM-1は次にFC-100を載せる使命を負うこととなりました。
100mm反射1型も素晴らしい見え味で存分に楽しませてもらい、大変満足しておりました。
ところが、FC-100が出たときに瞬間一目惚れとでもいいましょうか、もう欲しくてたまりませんでした。
今にして思えば100mm1型に悪いことしちゃったな〜と、また今持っていればFC-100と並んでお宝鏡筒になっていたんでしょうね。
そういうわけで、100mm1型は下取りとして嫁に行きました。
今だったらそんな話も雲の上のことで、FC-100に憧れてるだけでしょうけど、当時は私も独身でしたので思いきった買い物はわりと現実的だったんですねー。
それでも、出たからといってすぐ買えるほどお金を持っておりませんでしたので、しばらくガマンして頭金を貯めて24回払いで、当時は名古屋にもあった協栄産業に走りました。
この「しばらくガマン・・」が功を奏しまして、私のFC-100はMCタイプになったばかりのものでした。

さて、その性能ですが、これはもう言うまでもないですね。
屈折独特の安定し、尚且つ針で突いたような鋭い星像は目からウロコが落ちんばかりで、ファーストライトから感動しっぱなしでした。
FC-100を載せたEM-1も同架重量6kgに対し鏡筒本体が5.4kg(と記憶してます)と少々きついかなと思っておりましたが、まったく無問題で非常に安定しておりました。さすがは高橋製作所、余裕たっぷりの造りであります。
しかしその後、私が仕事に追われるようになって、稼働率は激減しました。
いつしか部屋のインテリアと化したFC-100、その姿を見て胸が痛んだものです。
最近になって冷めかけていた星への思いがこの歳になってムクムクと甦ってきて、FC-100は正に私のお宝となっております。
しかし、私も歳を重ねて腰痛等が慢性的になり、重いFC-100とEM-1はマンションの2階住まいということもあってここ一番という時でないと稼動させられなくなってきました。
なんとも皮肉なものですね。(涙)

しかし、もう二度とこういった凄みのある?機材を手にいれることはないと思いますので、体にムチ打って活躍の場を作ってやろうと決意いたしました。・・・ほんとに大丈夫か?(笑)







<一年ぶりの追記デス。^^>
ホントにホントに久しぶりにFC-100でお月さんを撮ってみました。
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EM-1では運ぶのがたいへんということで、新兵器としてポルタ経緯台より一回り大きいタイプの片持ちフォーク経緯台を導入しましたので、外への持ち運びをお気軽にすることが可能になりました。・・・とはいえ、重量級にはちがいありませんが。^^
この経緯台、追ってレポートしよう・・・かな?^^;
<2013 4/28 追記>
経緯台こちらに書きました。見てくださいませ〜。^^

<2015 5/1>
5月1日とういことは・・・・、GW〜。^^
んで、ベランダにFC-100とEM-1を出動させてみました。
久しぶり EM-1出動〜
久しぶり EM-1出動〜 posted by (C)岳の父ちゃん
土星 150501
土星 150501 posted by (C)岳の父ちゃん
5/1の夜に撮った土星です。(ビクセン2倍バローレンズ31.7Tにて拡大)
久しぶりに使って一言、・・・古くとも、さすがタカハシ!