私が集めた?機材

私の所有している(していた)機材の個人的評価や想い出、・・・独断と偏見のかたまりですので、決して参考にしないでくださいまし。^^;

New FM2/T



数年前に義父のところから嫁にやってきたメカニカルシャッターの名機、New FM2のチタンバージョンであります。
実際に使っての印象は、New FM2(私のはブラックですが)と、当たり前ですが、何ら変わりがありません。
よって、同じカメラということで、このブログに取り上げるのもずっと放置?しておりましたが、防湿庫の整理(というよりギュウギュウなので少し配置換え?)をしてましたら、「私のこと、お忘れじゃございません?」てな感じで美しいチタンカラーの輝きを放ちながら私の眼前に登場したというわけでありまして・・・。
勿論忘れていたわけではないのですが(ホントかい!)、このカメラに関してはワタクシはブラックの方が好きでありまして、使うのはいつもブラックばかりでした。
でも、あらためてNew FM2/Tを手に取ってしげしげと眺むれば、やはり美しい!じつに美しい!
いわゆるニコンのカメラ造りのこだわりがひしひしと感じられるわけであります。。
ブラックバージョンもそうですが、ひとえにこの緻密にして無骨とも思えるデザインが精密機械の美しさを醸し出しているんじゃないかとワタクシは思います。
・・・今のカメラにはない美しさなんですよね。
ブラックとは一味違う「所有する喜び」を与えてくれるチタンバージョンなのであります。


余談になるかもしれませんが、私の所有するこのブラックとチタン、まったく同じというわけではないのです。(勿論外装は違いますが・・・。^^)
それは、シャッター幕なのです。
ブラックはハニカム構造のチタン幕シャッター、対してチタンバージョン(・・・なんだかややこしいなぁ)はアルミ合金製であります。
シャッター音も全く同じで、どちらがどうというわけではありませんが、ワタクシとしては「ハニカム構造のチタン幕シャッター」にちょっとだけ萌える?のであります。
当時としては苦労して苦労して開発したチタン製のハニカムシャッターをいつの間にか(たぶんNew FM2/Tの登場時)に「これでもいけるじゃん」みたいな印象でアルミ合金に変更されたせいか、(ホントの話かどうか・・・笑)チタン製のハニカムシャッターにニコンの「力」を感じるわけであります。