Carenar 28mm 1:2.8
聞き慣れないレンズ銘と思われる方もおられると思いますが、とある有名なお店のブログに「「carenar」は、アメリカにある(あった?)会社で、カメラやレンズ、映写機などを自社製造せずに、外注製造して販売を行なっていた会社のようです。」と書かれております。
つまりどこかのOEMなんですね。
私の「救出」したCarenarは“Made in Japan"と刻印されております。
さらに読みますとどうやらペトリのようです。
私自身はペトリは使ったことがないのですが、私が少年時代に読んでいた(今も時々)天文ガイドのコンテストにときどき登場していたことを覚えています。
もう40年くらい前ですねー。だからペトリって懐かしい〜。^^
そんなペトリ製のレンズ、〇ードオフのジャンクコーナーに1500円のシールが付いて売られていました。
なにか悲しげなオーラを放っているこの「子」をとても放っておけなかったんです。
M42マウントですから、現在はVoigtländer Bessaflex TMにくっつけて使っております。・・・ベッサはまだこのブログには登場してなかったかな?^^;あ、ベッサはジャンクと違います。念のため。
試写はhttp://photozou.jp/photo/show/961256/114119611にあります。
開放で特徴のある描写をしますね。
絞るとシャープになりますが、いわゆる普通にしっかり写る普通のレンズといった感じです。
このレンズは開放で使ってこの写りの味を生かすのがポイントと私なりに結論?つけました。(笑)
そのほか、ちょっと変わったところでは、フォーカスリングを回すとリングが鏡筒といっしょにせせり出ます。まァ、とくに不都合ということはないです。
まったく余談ですが、上の画像はペンタックスK10Dとプラナー50mmZKでとりました。
エエ味しとりゃあすナ〜。(いいあじしてますね・・・名古屋弁)
<2016 7/16 追記>
久しぶりに、というより初めて(汗)デジタルで撮影しました。
よかったらご覧くださいませ。
http://gaku8pp.exblog.jp/25454580/