EOS kiss 5

ハイ、kiss X5ではございません。＾＾；ひょっとしてX5でググってきてズッコケてる方が・・・、いないかァ。（笑）
れっきとした？フィルムkissであります。
このカメラの発売は2002年夏とわりと新しく（もちろん私のようなオッサン的尺度ですが）まだまだ現役バリバリの雰囲気を漂わせております。
しかしながら入手したのは「ジャンク」としてでありました。なんかこう・・・、涙が出そうになるのはなぜなんでしょうね。
カメラ本体が500円、レンズ（28-90mm）も500円、それにバッテリーパックBP-220も500円・・・・。
全部で1500円でした。有り難いことなのですが、なんだか寂しいなァ・・・。一昨年に〇ムラカメラのジャンクワゴンから救出しました。
で、簡単なインプレですが、カメラ全体のレスポンスは決してサクサクと切れるわけではないのですが、動作は大変優しくて静かです。そしてとにかくAFが速い！発売当時のふれ込みが「クラス最速のAFスピード」でしたので、その言葉どおりの爆速AFの気持ちいいこと気持ちいいこと。＾＾ただ精度は・・もうひとつかな〜。
ファインダーも切れはよくないのですが、そこは35mmフルサイズなので（フィルム機だから当たり前ですが・・。）
今のデジイチ、とくに普及機のファインダーの小ささから見ると、その広さだけでも気分がいいものです。
感じとしてはペンタプリズム使用のAPS-Cの上位クラスのデジイチ並みの大きさでしょうか。（あくまで大きさ）
全体のフォルムや質感は、私としてはなかなか好感度が高いです。高級感はないのですが、ツルツルしたシルバーボディーに程よい曲線ボディーはなかなか色っぽく、ある種の「所有する満足感」があります。あくまで私的ですが。＾＾；
それに運よくGETできたバッテリーパックBP-220を装着すると、これまたかっこいい！
背面の液晶もデジイチっぽくて、持って歩いているとデジイチと間違われそうです。・・・しげしげと見る人もいないかァ。＾＾
今時、このようなカメラを持っていること、使っていることにいろいろご意見があるかと思いますが、ずっと昔からフィルムとお付き合いをし、写真を学ばせてもらった私のフィルムに対する気持ちであります。
だんだんフィルム自体の選択肢も少なくなってきて、フィルムを変えて写りを楽しむということが難しくなってきた昨今、せめて私の手元にあるフィルム機にフィルムを通して余生を過ごさせてやりたいと思う今日このごろであります。・・・kissから話がそれてしもた〜。（汗）