私が集めた?機材

私の所有している(していた)機材の個人的評価や想い出、・・・独断と偏見のかたまりですので、決して参考にしないでくださいまし。^^;

Auto Mamiya/Sekor 1:1.8 f=55mm (M42)


最近GETしたM42のオールドレンズであります。
経年通りのレンズの状態で、カビやクモリは殆ど気にならないレベルですが、塵や埃の混入などは経年通りの状態です。
鋭い方ならもうご存知の「富岡レンズ」だと思われます。
確証はないのですが、清掃のために分解した限りではその構造はまさに富岡の特徴のあるものでした。
あのヤシノンDX辺りに造りはそっくりで外観もよく似てますね。


マミヤと言えば、ワタクシは随分昔に「Mamiya 645 Super」という中版を使っていたことがありまして、
ちょっと郷愁感を感じてしまいます。
また、今はマミヤプレスが手元にあります。・・・出番がほとんど無し〜。(笑)
いずれも優秀なレンズでよく写りましたね。
そんなイメージと「富岡」のイメージがオーバーラップして、いったいどんな写りなんだろうかと興味津々で先日持ち出してみました。


先ずはいきなり逆光で・・・。

手で簡単にハレキリをしてみますと・・・、

迷光をちゃんとカットしてやればこのように美しい写りをしてくれるんですね。
まぁ、初めのカットもこれはこれでありとワタクシはおもうんですが、
やはり逆光にはどうしても弱いのはしかたがありませんね。
そして、ハレキリ装置を自作しようと思い立ったワタクシでありました。^^
そのほかのカットですが・・・、


カメラはいずれもNEX-6です。


背景が明るいと、これもフレアーっぽくなりますが、どのカットも繊細な写りをしてます。
で、最初に戻って、写りの印象ですが、「富岡レンズ」かもしれない、いやたぶんそうだろうと思っていましたが、
色乗りが微妙に違います。
ワタクシの持っている富岡レンズ達は概ね寒色系で、あっさりとした発色が多いんですね。(ツァイス除く)
色乗りこそややあっさりとしてますが、ほぼニュートラルに感じます。
いろいろ推察して楽しめますね。(笑)
もしかしたらマミヤさんから、「色はニュートラルに作ってくれ」・・・なんて、でも、この時代にそんなにカラーは普及してた?





<オマケ追記 5/14>
というわけで、ハレキリ装置を作ってみました。
・・・レンズはプラナー50/1.4に変わってますが・・・。

まるで単独行動している(なんのこっちゃ。)ヤマタノオロチのおもちゃですな。(笑)