私が集めた?機材

私の所有している(していた)機材の個人的評価や想い出、・・・独断と偏見のかたまりですので、決して参考にしないでくださいまし。^^;

Yashica T AF-D


このT AF-Dは2台目の購入品であります。
1台目は別ブログに書いたとおり露出制御が働いていなかったうえに、一本フィルムを通した後、お亡くなりになってしまいました。
そこでレンズのみを取り出してEマウントに改造したわけですが、そのキレキレの写りには舌を巻いたものです。
それで満足すればよかったんですが、やはりフィルムで撮ってみたいと思うようになり、気が付いたらポチッとしておりました。
同じテッサーを持つ他のTシリーズはオークションでもどんどん手の届かないところにいってしまいますが、この初代Tは比較的
安価で落とせます。
評判のよろしくないAFと、そのポッテリしたプロポーションのせいなんでしょうかね。(笑)


で、話は戻って、今回GETしたTは外観もまずまずキレイで、何より完動品でありました。
まぁ、いつ壊れるか分からない脆弱さをワタクシ自身がこのカメラに感じておりますので、・・・その時はその時で。(爆)


カメラ自体の印象は前述のとおり、全体に堅牢感はありません。
ギュッと握ると「ギチギチ」音がします。
動作音もなんとなく必死に動いているといった感じで、サクサクと撮ると何となくコワイ?です。
まぁ、最初に買ったTが弄っているうちに壊れたというワタクシの「トラウマ」があるのかもしれませんが。(笑)
テッサーが付いてなければジャンクワゴンの長期在庫品だったでしょうね。・・・そんなに長期に置いてないか・・・。(汗)
AFは噂通りに外す確率が高いようですね。近距離のポートレートやスナップにはちょっと使えないかな。
でも、じっくり構えての中遠距離でのスナップや風景では問題ないと思います。
近距離においてもじっくりとファインダー内のインジケーターを見極めればピント外しはある程度避けられます。
そう、じっくり撮るカメラとワタクシは思うんであります。


以下作例ですが・・・。



なぜかデジタルで感じたようなキレキレ感は出てないですな。
AFのせいか、ワタクシのヘタッピなレタッチのせいか・・・・。
先日写したOlympus μと区別できません。
しかしながらレタッチしていて感じたのは、色乗りが大変よろしく、またトーンの出方も良く暗部のネバリもあります。
さすが T*の名は伊達ではないなと。


さてさて、このところフィルムコンパクトカメラが増殖してしまい、もはや置き場所に困るくらいです。
それでも気が付けば手元に来てしまう・・・、病気であります。(大汗)