私が集めた?機材

私の所有している(していた)機材の個人的評価や想い出、・・・独断と偏見のかたまりですので、決して参考にしないでくださいまし。^^;

スカイフレンド6センチ屈折赤道儀 鏡筒部


↓ でも触れましたが、赤道儀はかなりしっかりした(NES赤道儀と同じもののようです。)製品ですが、望遠鏡本体はいかがかというと・・・。
画像で見ると光線のせいで汚れて見えますが、実際はクモリや傷などなくかなりキレイなレンズです。・・・分解した時にホコリが入ってしまったようで・・。(汗)
遮光環も適所に入れてあり、つや消し塗装もまずまずです。アイピースなしで鏡筒を覗くと、光沢のあるところもなく、なかなか丁寧な造りだと思います。
樹脂製のフードの内側はしっかりテカってますナ〜。
因みに鏡筒は遊星號やラプトルとおなじABS樹脂のようです。案外この鏡筒、大一光学製だったりして・・・。^^
レンズは錫箔もちゃんと入った分離型アクロマートです。
ただニュートンリングが中心より少しずれているし、接眼部からアイピース無しで覗くと光軸も結構ずれておりました。
光軸に関しては如何せん光軸修正ネジなどあるはずもなく、レンズを外してバラしたりくっつけたり、セルの取り付け具合をいろいろ変えたりしまして、光軸もおおよそで、ニュートンリングも一番中心に近いところにするなど、ある程度のところで妥協することにしました。
ま、実際星を見てからまた考えます。・・・要はよく見えればいいんです。
接眼部ですが、くっついているファインダー、これは最悪でした。なにしろ完全にボヤけて全然見えませんでした。いろいろ調整しようとしていたら・・・、接眼部がポロっと取れて(壊れて)しまいギブアップ〜。
いっそのこと対物レンズも取ってしまって、スルーの照準みたいに使うことにしました。
因みに、レンズはシングルレンズで2センチくらいの口径をさらに絞られて実際は1センチくらいしかなかったでしょうか。やれやれ〜。^^;
で、接眼部本体ですが古い望遠鏡なので接眼サイズは24.5mmのツァイスサイズです。
ドローチューブが太いので、てっきり36.4mmだとおもってたら、ノギスで測ったらなんと30mmちょっとくらいのサイズです。・・・オリジナルなのかな〜。36.4mmだったら嬉しかったんですけどねー。
付属のアイピースたちと天頂プリズムです。どれもプラ製でトイっぽいです。
ケルナー12.5mmと同じく20mm、それに昔から悪名高きスペシャルラムスデン4mm、実はいちどスペシャルラムスデンなるものを見てみたかったんです。念願叶ってついにGET!よかったよかった〜。(笑)
まだ天気が悪かったり、私に根性がなかったり(それが一番?)で、星を見ておりませんが、夜の風景?はチラリと見てみました。(覗きとちゃいます!)
自宅のベランダから約500メートルほど先の高圧電線の鉄塔を見た印象です。
まず付属のケルナー、これがそこそこよく見れるんです。見かけによらずってところでしょうか。ただコントラストは低くてやっぱり上等な見え味とはいきませんでした。
で、お待ちかねSR4mm!・・・・やっぱり評判通りでした。(どんなん^^)そもそも倍率が高すぎて暗くてよく見えません。アイレリーフも極単に短くて望遠鏡が揺れたら目ん玉に当たりそうー。
ゴミもいっぱい見えてます。でも、ゴミを除けばよく見えるかな・・・、いや、このSR4mm、分解できないように接着剤みたいなものでレンズがくっつけてあります。
で、ここで私がもっていたタカハシオルソ18mmでも見てみると・・・、これが驚き!ムッチャンコよく見えます。
遊星號よりも視野が明るく、細かいところなどはよく見えているような気がします。
コントラストは遊星號のほうがやや上ですが、このあたり口径6センチというのが大きなアドバンテージなんでしょうね。
これは実際の星を見るのが楽しみになってきました。
前回の記事で「なかなかよく見える・・」と書いたのはこのことなんです。
「スカイフレンド」という名前、いろいろ評判のよろしくない名前と言われております。この名前をググると必ず「こんな望遠鏡を買ってはいけない」という文字が登場します。
なるほど樹脂が多用されて造りも安っぽくやはり全体はそれなりです。が、レンズは正直驚きました。赤道儀といい、このレンズといい、素材は悪くない、いや、なかなかの優れものだと思います。大一光学製かもと前述しましたが、案外本当かもしれないと思えてきました。
各パーツをもっとしっかり作れば素晴らしい製品になったんでしょうね。でも、コストがかかるかァ。
コストダウンしているにしてはなんとなく中途半端というか・・・。(笑)

↓で書いたとおり鏡筒バンドは樹脂製ですので、カメラ三脚に取り付けできるように穴を開けるのが簡単ですので今のところはカメラ三脚に乗せております。(W1/4ナットで雲台とサンドイッチしてます。)
現在赤道儀を分解して赤道儀のヘッドの樹脂プレートを外す計画を立て、そのかわりアルミのプレートを乗せる予定で現在進行中です。
・・・なかなか時間がとれないワタクシ・・・。