私が集めた?機材

私の所有している(していた)機材の個人的評価や想い出、・・・独断と偏見のかたまりですので、決して参考にしないでくださいまし。^^;

スカイフレンド6センチ屈赤を改造しました。

・・・といっても、大改造というわけではなく、改良といったほうが正しいかもしれないです。
先ずは土台からということで、付属の三脚はねじれ剛性が弱く、いっそのこと三脚を別途用意しようかと思ったのですが、そんなにフトコロ具合に余裕があるわけではなく、ヤフオクで落とした全体の値段より新調する三脚のほうがウーンと高くなってしまうので、それはオモシロくないってんでやっぱり自分で工夫することにしました。
その前に、移動する際に台座から三脚が抜け落ちてイライラしてましたので、画像のように抜けないように台座に穴をあけてM6ボルトを突っ込んで抜け落ち防止をしました。
効果は絶大で、実に快適に移動できます。
これは、今回の改造では私的には最大のヒットと自負しております。エッヘン!^^
そしてねじれ剛性の補強として、いろいろ考えたのですが、一番いいのは真ん中に台座と同じ幅の木材を入れて固定する方法かと思いますが、今回はちょっと手抜き?をして間にちょうどいい塩ビパイプを入れてタッピングスクリューで固定しました。・・・おかげで見た目が悪いのなんの〜。(汗)
いえ、ちょうどの幅の木材がすぐに見つからなかっただけなんですわ〜。はは・・・。
でもしっかりとした三脚になりましたゾ。^^v

続いて前々回の記事でも書いたとおり、鏡筒の取り付けをどうしようかという問題ですが、赤道儀ヘッドについてた樹脂製の円盤を外すにはどうしても赤道儀を分解する必要がありまして、どのみち各軸の動きが少し渋かったのでここは思い切って分解してみようということに相成りました。

思いのほか分解はわりと簡単でした。・・・それでも分解中は必死で、記録写真を撮る余裕がありませんでしたので、画像はなしです。・・・ゴメンなさい〜。
分解して古いグリスを拭き取り、あるところから手にいれた工業用グリス(ボールベアリングに使われているグリスです。)を塗布し組み付け時に各部調整したら、動きは見違えるようによくなりました。非常に快適です。
で、てっぺんの樹脂円盤は分解した状態で裏からネジを外して(なんとプラスドライバーで簡単に外せました。)めでたしめでたしー。^^v
その代わりにこれまたとあるところから拾って・・・、いえ、いただいてきたアルミのプレート(廃材の切れ端だそうで、そこらへんに放ってあったためか傷だらけでコテコテに汚れていましたが、必死にキレイにいたしました。)を画像のようにボルトで固定しました。
鏡筒バンドはとりあえず付属の樹脂製の鏡筒バンドを画像のように下からボルトで固定しておりますが、いやいやなかなかこれでけっこうしっかりと固定できており、当分このままでいこうかと思っております。取り付けボルトが邪魔で“オフセット”しております。(笑)
ただ、見た目がなんともカッコ悪いというか、無骨というか・・・。ま、気にしないということで〜。(笑)
因みに↓ のフード内のテカリは内側に黒のフェルト生地を貼ることで解消しました。・・・植毛紙があれば言うことなしですけど、まァいずれ。^^
それにしても、有り難いことに穴あけ等、小加工する環境が近くにあって大変助かっております。
全景はこんな感じになりました。
こんな雰囲気ですが、実用上はまったく問題なく、しっかりしたものです。
今日(2011 6/11)、久し振りにお月さんが見えておりましたので、このシステム?で事実上のファーストライト!
思ったとおり良く見えます!
長焦点F15の屈折の面目躍如です。色収差も眼視においては全く感じなく、シャープな像を見せてくれました。(但し、手持ちのタカハシオルソ使用ですが。)
・・・いつの間にか雲がせせり出してきて、お月さんが出ている時間もわずかしかなく、写真撮影時は雲越しになってしまいました。
そんな悪条件でしたが、写真も撮りました。
雲が横切って尚且つ気流状態が悪いため、かなり画像にムラがあって、シャープさもスポイルされておりますことを言い訳として・・・。^^;


スカイフレンドD=60mmfl=910mm
Canon IXY 3000IS
タカハシオルソ18mm
コリメート法