F601

私の思い出深いカメラのひとつ、Nikon F601であります。
初めて買ったAF一眼レフ（当時は発売されたばかりなのに・・・中古でした。）ということもありますが、AFフィルム一眼としてはもっとも多く使ったのではないかと思います。
その為、このカメラには色々な思い出が詰まっていて、走馬灯のように過去のことが蘇ってきます。
・・・実は、今持っているF601は二台目、つまり買い戻しというやつでありまして、ショーウィンドーにほとんどジャンクとして並んでいたのを迷うことなく買ったものであります。
初代？F601は、F90Xを買う為の下取りとして嫁に行きました。・・・もう20年近く前なるのかな〜。（しみじみ・・・）
F601といえば、AFは遅いし（当時としては標準的だったのかもしれません。）動作の切れは悪いし、質感、特に裏蓋の感触がもう一つでしたし・・・・。
でも、そこはニコン機、他のエントリーモデルとは一線を画するものであったことは違いありません。
特にファインダーは大変見やすく、マニュアルフォーカスでも全く苦になりませんでした。（画像のように今でもMFレンズをつけて楽しんでおります。）
代わりに来たF90X、そのAFの速さと切れの良さ、質感の高さはF601を当然ながら凌ぐものでありました。
しかし、なぜだか愛着という点ではF601の方があったんですね。
・・・・私が「高級機」を使うレベルになかったのが最大の要因ですな。（笑）私にとっての「しっくり感」はF601に軍配を挙げたいと思うわけであります。
そんなわけで、ほとんどジャンクだったF601を救出したのは当然の成り行きだったんです。はは・・・。
ちなみに・・・、またいずれF90Xのことも綴ってみるつもりですが、F90Xもおなじような経緯（二代目）で今私の手元にあります。
・・・こりゃカメラが増えるわけだなァ。
F601、今もお気軽撮影として時々出陣しております。
あの「カシャ！ギューン」という独特の巻き上げ音を響かせながら・・・・。
撮った画像は
http://gaku8pp.exblog.jp/19077771/
http://gaku8pp.exblog.jp/17051912/
にあります。よろしければ・・・。＾＾