私が集めた?機材

私の所有している(していた)機材の個人的評価や想い出、・・・独断と偏見のかたまりですので、決して参考にしないでくださいまし。^^;

F90XS


まだ私がフィルム機をガンガン??使っていたころの、いわゆる私にとって「フィルム全盛」の時代のカメラであります。
当時、F90Xを買う前は以前の記事にも書いたとおり、F601を使っておりました。その使い勝手は大変良好で、なにか文句ある?っと言われそうなのですが、私としてはその巻上げ速度や動作の切れ味、フォーカスのスピードに不満が出てきて、より高性能な機種が欲しくなったのであります。
しかしながら私の腕、使い方ならF601でもなんら問題なく使えていたのに・・・ただ物欲に支配されていただけなのでしたね。・・・今も変わっておりませんが・・。(大汗)
というわけで、新同中古ではありましたが、F601を嫁に出してF90XをGETしたわけでありました。
・・・上の画像のF90X、買戻しの二代目であります。某量販店にジャンク同然に置かれていたのを数年前に救出したものであります。
因みに最初のF90Xはその後、F5を新品で(なんと!今ではありえない出費!)買う時、嫁に出しました。(F5は現在もうすでに手元になく、かわりに義父からいただいたF5 50thがあります。http://d.hatena.ne.jp/gaku0107boo/20110326/1301136294
買い戻したF90Xは表題の通りF90XSで、マルチコントロールバックMF-26付きであります。
表面がかなり劣化しております。(汗)
まァ、現在MF-26は使う予定もないので、電池も抜いてただの裏ブタと化しておりますので、こんなのもあったよ、という記念?みたいな感じでしょうか。^^
で、F90X、やはりそのスピードや切れ味、剛性感は大きくF601を凌ぐもので、当時は大変満足でした。
ファインダー視野はやや小さく感じたものの、ピントは見やすくてワイドフォーカスエリアはとても使いやすく、フォーカススピードや精度は今のレベルでも遜色ないものです。
それに露出の正確さは今現在も健在で、安心してポジを使うこともできます。・・・そういえばポジなんて何年も使ってないなァ〜。
ただ当時のニコン機は巻き上げ音がややけたたましく、(私の持っていたFE-2やFM-2のモータードライブほどではないにしろ)数メートル離れていても音が聞こえると、友人に言われたことがあります。
私としてはこのけたたましい賑やかな音こそニコン機らしさであると思っておりましたが、友人が使っていたコンタックス137MAクォーツやモータードライブ付きRTS IIクォーツの軽やかで上品な音にややジェラシーを感じていたのも事実であります。(当時はすでにコンタックスは持ってはいましたが、手動巻上げの139クォーツでありました。)
後にニコンも私のエエ加減な記憶が正しければF70から非常に静かで軽快な音になったと記憶しております。・・・やっぱり音は大事?ですね。今のニコンのデジ一の静か且つ上品な音は極上で素晴らしいと思います。

話はそれましたが、このF90XS、現在は出番が以外と少なく、むしろF601(これも前回の記事に書いたとおり買戻しデス。)のほうがよく使います。
今、写真の主力はデジタルに移行し、フィルムはゆっくりノンビリと撮る時に使うためか、F601のほうがしっくりくるんでしょうかねー。
F5もそうですが昔の高性能機、現在では実用機としてはやや中途半端な立場になってしまったような気がするのは私の思い違いでしょうか?