私が集めた?機材

私の所有している(していた)機材の個人的評価や想い出、・・・独断と偏見のかたまりですので、決して参考にしないでくださいまし。^^;

UW9mm UW20mm

f:id:gaku0107boo:20201015213750j:plain


ある日のこと、遊星號でいつも常用しているPL25mmでお月さんを眺めていてふと思ったのですが、当然のこと倍率は32倍なので迫力ないなァと。なのでこれにバローレンズ(ビクセン2倍バローレンズ31.7T)を間に入れて大きくしてみました。
視野いっぱいにお月さんが広がって、それはそれは迫力満点でした・・・、が、なんとなく窮屈なんですよね〜。
そこで、もっと広い視野で大きなお月さんが見たくなり、スコープタウンさんよりUW20mmを購入したんです。
つまり、星雲星団も見、尚且つバローレンズと併用することによって迫力あるお月さんを見ようと一挙両得を目論んだわけであります。
しかし、残念ながらお月さんはちょうど新月で、仕方がないので昼間の地上風景を見ましたデス。
ここで、「ありゃ?視野が少々ケラレているゾ?なんで???」となってしまい、これはUW20mmの視野が広すぎるせいなのかな?と思い、試しにPL25mmで見てみると、やっぱり少しケラレてしまいます。・・・お月さんでは気がつかなかったワタクシ・・・。(汗)
バローレンズになにか問題があるのかしらん?と、スコープタウンの今村さんに相談しました。
今村さん、その節はお忙しい中ご丁寧な説明、ありがとうございました。
やはりビクセン2倍バローレンズ31.7Tの構造上の為とのことです。
うーむ、迫力満点のお月さん作戦(なんのこっちゃ〜^^;)はここで頓挫することになるのか・・・。
でも、よく考えたら同じUWアイピースの9mmなら当然ケラレることなく66°の視野に大きなお月さんが見られるがや〜。
というわけで、UW9mmも続けざまにお買い上げ〜〜。〜〜。ワッハッハー。
ふところも寒いのに、もはや勢いというかやけくそというか・・・。(大汗)当分なんにも買えーせんがね。

で、2本揃ったUWアイピース、使った感想であります。(前置きが長くて申し訳ございません〜。)
まずUW20mm。
やはり視野が広いのは気持ちがいいものですね。
アイポイントによってはブラックアウトしやすいです。これは慣れるか、ゴム見口をもっと大きなものにする必要がありそうです。
スコープタウンの解説では視野の75%が概ねの良像範囲とのことですが、お月さんを見る限りワタクシは気になりませんでしたし、かなりシャープなイメージです。
視野端の恒星像もワタクシ的に許容範囲です。視野の広いことの方が魅力大ですね。それに中心付近は充分にキレがいいです。
今までPL25mmの見かけ視野52°しか知らなかったせいかもしれませんけど・・・。66°は広いデス!
そしてUW9mm。
焦点距離800mmの遊星號で約89倍のお月さんが視野いっぱいに見えます。すごい迫力であります。これが見たかったのであります。しかも充分シャープですね。
また、コリメート撮影が大変しやすいですね。
谷オルソ12.5mmでもよくコリメート撮影をしましたが、どうしてもケラレてしまい、コンデジ(IXY3000is)をズームアップせざるを得ませんでした。
UW9mmならワイド側で楽々いけます。つまり開放F値2.8が生きて、高速シャッターを切ることができるんですね。
f:id:gaku0107boo:20201015214034j:plain
遊星號 D=50mm fl=800mm
UW9mm
Canon IXY 3000is
コリメート撮影

UW9mmもUW20mmも、重箱の隅を楊枝でほじるようなうるさくて細かいことを言わなければ、大変良く見えるコストパフォーマンスに優れたアイピースだと思います。
お勧めですゾ〜。^^
迫力あるお月さんを見る為だけの動機で11,960円の出費は少々・・・、しかも20mmは用途がズレたし・・・、ワッハッハー、これでいいのだ・・・。