私が集めた?機材

私の所有している(していた)機材の個人的評価や想い出、・・・独断と偏見のかたまりですので、決して参考にしないでくださいまし。^^;

Opteka 500mm f/8



某オークションでGETした望遠レンズ、Opteka 500mm f/8です。
三脚台座の部分に「Made in Korea」と書かれており、ネットでいろいろ調べてみると、どうやら韓流レンズSAMYANGのものらしいです。
現在、SAMYANGのレンズは日本国内ではケンコートキナーの扱いで販売されており、低価格ながら性能はなかなかのものらしいです。特に超広角の14mmはコスパが非常に良いとの記事も見ます。
私も欲しいなと思ったこともありますが、いくら低価格といっても数万円はするわけでして、ただちょっと欲しいというだけで数万円の出費をするのはいかがなものかと思い・・・・。
わっはっは〜。いつもしてるじゃないかと誰かに言われそうですな。(汗)

まぁ、そんなわけでいろいろリスクは伴うものの、オークションでのGETが一番よろしゅうございますな。^^
しかしながら滅多にというか見たことがなく、いつしかサムやん(関西人みたい・・・。)に関してはほぼ忘れておりました。
さて、本題に戻りまして、上の画像のレンズ、焦点距離が500mm、開放F値は8のプリセット絞りレンズです。マウントはT2マウントで、T2リングがあればなんでも使えます。ただ、無限遠はカメラのフランジバックによって変わってきます。場合によっては無限が出ないことも想定されます。

500mm f/8のスペックのサムやんはケンコートキナーではミラーレンズでありまして、このような屈折レンズ?は扱いがございませんようで・・・。
どうやら海外からの輸入品のようです。
サイトで調べてもすべて海外のサイトばかりで、日本語サイトがまったくヒットしません。(あったらごめんなさい〜^^;)
Optekaのサイトも当然英語でして、翻訳してみたら、レンズはどうやら低分散ガラスを使用とのこと、それを見て私の期待は高まりました。
なかなか試写のタイミングがなく、入手してから約2週間は「部屋のインテリア」でありました。・・・こう書くとカミさんに叱られるが・・・。(大汗)



Pentax K-x  どちらもF8開放です。
色収差はこのスペックとしてはまずまずでして、低分散ガラス使用の効果なんでしょうか、ただ球面収差と思われる滲みが見受けられます。開放なので仕方がないのですが、なにせF8ですので、絞るととっても暗くなってしまいます。
コントラストは私の持っているタムロンのミラーレンズよりもいいのですが、シャープさはタムロンの勝ちですね。(タムロンはジャンクでのGETですので、清掃したとはいえ、かなりミラーやレンズの状態が良くないです。念のため。)
タムロンの記事でも書いていますが、当然ワタクシとしては望遠鏡として使えないかということは落札した時点で考えておりまして、早速笠井のT2ー36.4mmのアダプターを購入したんです。・・・・結局なんだかんだとお金をつぎ込むおバカなワタクシ・・・。
筒外焦点が少ないので、正立プリズムはおろか天頂プリズムもNGです。ちょっと残念だな〜。
望遠鏡としての性能は、まだお月さんくらいしかみてないですが、まぁ、普通に見えます。当然ながらF15クラスの長焦点には及びません。
もっとも写真レンズですので、特に中央でのシャープさは天体望遠鏡には太刀打ちできないんでしょうね。
尚、おまけとして2倍テレコンバーターもついてきましたが、今のところこのレンズでは使っていません。これはまたいずれどこかで。
2倍テレコンバーター、このレンズでは使ってないものの、月撮影にタカハシFC-100で使ってみました。
虹の入江とアリスタルコス 150501
虹の入江とアリスタルコス 150501 posted by (C)岳の父ちゃん
色収差がほぼ皆無のFC-100なのに、若干色がついています。相性が悪いのでしょうかね〜。
<2015 11/1 追記>
初めてまともに?お月さんを撮ってみました。
月齢18.6 151031
月齢18.6 151031 posted by (C)岳の父ちゃん
気流状態も良くなく、高度も約30度ということで、この写真でこのレンズを評価するにはあまりにも可哀想かと思いますので、参考程度ということで・・・。
昼間の風景と違って若干色収差が目立ちます。ウェーブレットをやや強めにかけてますが、全体として写りは眠い感じですね。
これは眼視で見た雰囲気と同じ傾向です。
タムロンのミラーレンズ(ジャンク)の方が色収差もないこともあって、はるかにシャープです。
・・・なんとなくお蔵入りしそうな気がしてきたなぁ〜。(笑)