Auto-Topcor 1.4/58mm

ご覧の通りNikon D80についていますので、昔の東京光学のトプコールではなく
復刻版のコシナ製トプコールです。
限定800本というふれ込みで販売され、なんも考えずに飛びつきました。
残念ながら昔のトプコールを触ったこともなければ、もちろん使ったこともないので、
どこがどうという比較などはできません。
写真などで見ると、外観はそっくりに作られています。
たまに「造りが安っぽい」とか「フォーカスリングがゴムなのがイマイチ」などと
ネットで書かれたりしてますが、私の印象では大変丁寧で上品な造りと感じます。
フォーカスリングもしっとりと滑らかに動きますし、フードも金属製で高級感があります。
あのツァイスレンズを作っているコシナですので、やはり作りこみはさすがだと思います。
後にフォクトレンダーブランドのノクトンという名前で売られるようになりましたね。
色はブラックということで、実物は見たことがありませんが、このレンズはやっぱり
シルバーが似合う外観だと私は思っております。
前述のとおり昔の東京光学のトプコールは使ったことがありませんので
写りの比較はこの際、いたしません。いや、できませんです。
しかし、現代のレンズですので、開放からしっかり使えるレンズに仕上がっているように
思います。
ボケはややクセのある時もありますが、概ねキレイで柔らかいボケ味です。
ピントは開放ですとやはりカミソリピントですが、おなじコシナのプラナー50mmほど
シビアではないと思います。
限定800本なんですが、世間ではそれほど騒がれることもなく、なんとなく地味な存在に
思えてしまうのは、私がたまにしか使わないからなんでしょうね。・・・反省・・。
画像はhttp://gaku8pp.exblog.jp/15300232/をご覧ください。

他に、次の画像も絞り開放で撮ってます。
写真の出来としてはダメダメですが（爆）、ボケ具合なら分かりますでしょ。＾＾
ピントの合ったところもなかなかシャープです。