私が集めた?機材

私の所有している(していた)機材の個人的評価や想い出、・・・独断と偏見のかたまりですので、決して参考にしないでくださいまし。^^;

アメリカン!遊星號とスーパーポラリス赤道儀

小さくても性能抜群のスコープテックのアメリカン!遊星號(口径50mm焦点距離800mm)の私風?のグレードアップをいたしました。
この望遠鏡、鏡筒のみの販売ですので、アイピースはもちろん架台も自分でなんとかしなくてはいけません。
カメラ三脚取付けの台座がありますので、当初はこうしてカメラ三脚にのっけて使っておりました。

最初の問題として台座が樹脂製ということで、安定させようとしてギュっと強く締めると「ギチギチ」っという音がして
どうも精神衛生上よろしくありませんです。そこで・・・・、

というような鏡筒バンド&取付け金具なるものを作ってみました。とある所で適度な大きさのL型鋼をもらってきて三脚側にはW1/4ネジ穴を切り、
バンド側は約8mmの穴を開けてM6のボルトと蝶ナットで締めております。
鏡筒バンドはホームセンターで売っている水道管用のバンドで、バンドの内側にはゴムとフェルトが貼ってあります。

強くギュっと締められますので、安定感は増しました。
しかしカメラ三脚の悲しさ、微動がありません。天体は日周運動でどんどん視野から離れていってしまいます。
いったん視野から消えた天体(月はまだしも、惑星は導入するのにストレスが大きいです)を視野に戻すのはかなり苦労します。
同社のラプトルのようなフリーストップ架台のようなわけにはまいりません。
小型でもファインダーがあればまだしも、付いている照準では私の近視&乱視&老眼ではなかなか見難いのが現状です。
これもそのうちなんとかしたいものです。

そんなわけで、いずれ微動付きの経緯台を手に入れたいなと思っていた矢先、〇メ兵にてスーパーポラリス赤道儀ビクセン)の中古を見つけました。・・・いえ、見てしまったんです。(汗)
因みにオークションで落札されている値段並みでした。

残念ながらモーターはついておりませんが、ガタも全く無く動きも大変スムーズです。・・・ああ〜、モーター欲しい〜。
そしてなんと極望付きです。先端のキャップを持って帰る途中で紛失してしまい、代わりにフィルムケースのフタをはめこんでおきました。(爆)
鏡筒バンドが無いのでやっぱり上記の方法で赤道儀に載せております。(多少アレンジはしました。)


なんとなく恰好はよろしくありませんが、安定感抜群・・・、というより極端なオーバースペックです。
外に持ち出すには少々重くなりましたが、それでも元々赤道儀としては軽量なので遊星號を乗っけたまま持ち運んでおります。
モータードライブが無いとはいえ、すこぶる快適になりました。
スーパーポラリスもがっちりしていて、少々の風にもびくともしません。30年ほど前の赤道儀ですが、大変な優れものだと思います。
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