私が集めた?機材

私の所有している(していた)機材の個人的評価や想い出、・・・独断と偏見のかたまりですので、決して参考にしないでくださいまし。^^;

五藤テレスコープ StarCruise842


天文ファンなら泣く子も黙る五藤光学(正確には表記の通り五藤テレスコープ)の双眼鏡、StarCruise842であります。
一般用の天体光学機器から撤退して十数年、再び我ら天文ファンの熱い想いに応えて登場したStarCruise842!!
発売初日(8月5日)のお昼頃に注文しました。
おそらくすぐに売り切れてしまうだろうと予想しておりましたので、半ばGETできればラッキーと思っておりましたが、めでたく私の元においでいただきました。
しかし、翌日だったら微妙でしたね。なにしろ二日目に完売となっておりましたから・・・。
届いた当初は近くの風景や、光害で埋もれた星を見るのが私には精一杯でしたが、その実力はホンの少し垣間見ることができました。
話は変わって、昨日(8/12深夜)にペルセウス流星群を見るために南知多に遠征に行ってまいりました。
山奥の降るような星空というわけにはいきませんが、それでも天の川がしっかり見られて、天頂付近の星の美しさは素晴らしいものでした。

NIkon D7000
Ai Nikkor 24mm 1:2.8S (絞り F4)
固定撮影 30秒露光
さすがに天頂付近に比べて、やや光かぶりがありますが、名古屋市内では決して見ることのできない射手座付近の天の川は圧巻であります。
で、ここで本格的にファーストライトと相成ったStarCruise842、想像通り、いえ、想像以上の見え味は正に感動を憶えるものでありました。
言葉に書けば、広い視野にシャープでコントラストの高い像、少し暗い所も口径以上に明るく感じる視野、手になじむ感触や各部のスムーズさ・・・etc。
ということになります。しかし、言葉では表現できない・・・なんというか、これぞ五藤という凄みというものを実際星を見てて感じます。
一般的に4万円という価格は8X42というスペックとしてのCPはなんとも微妙なような言われ方も一部ではされてますが、私は最高のCPと思います。
買って良かったと心から思います。
私もいろいろなメーカー(二流から超一流と言われるメーカーまで)の双眼鏡を見てきましたが、間違いなくナンバーワンです。
と、ここまでは百点満点の私の評価ですが、ただ一つ、対物と接眼のキャップなんですが、柔らかいゴム製でけっして安っぽいものではないのですが、ケースから出すときにいつも途中でポロリと外れて、レンズに指紋をつけてしまいそうです。
まァ、これも重箱の隅をつつくようなものでしょうけど・・・。^^
次の五藤の製品。7X50だそうですけど、きっとスゴイものだと想像しております。
でも、私にはこのStarCruise842で充分以上の満足を得ております。・・・多分7X50はその重量からお気軽に手持ちで天頂付近を観望というのには少々ツライかと・・・。(負け惜しみに近い心境^^;)
・・・・でも、気になるじゃァありませんか。まったくゥ。(笑)

東洋のツァイスと言われる五藤(大昔に天ガでどなたかがおっしゃっていたと記憶・・・)、いえ違います、日本が世界に誇る五藤、五藤とツァイスは並び評せられるメーカーだと私は確信しております。
今後の展開が楽しみです。・・・当分金欠で何も買えないけど。(汗)