私が集めた?機材

私の所有している(していた)機材の個人的評価や想い出、・・・独断と偏見のかたまりですので、決して参考にしないでくださいまし。^^;

Voigtlander Bessaflex TM


このブログにも以前にチラリと登場してますが、なんとなくおいてきぼり?にしてしまって、今頃登場であります。
2003年の3月に発売されましたから、もうそれから12年(2015現在)経つんですね。私も発売された年に買いました。
最初はそれほど物欲を掻き立てられる存在ではなかったのですが、当時カメラ店の店長をしていた友人に迫られて(笑)気が付いたら手元にありました。
というのも当時はペンタックスSLを長年の間後生大事に持っていて、改めてM42マウントカメラを必要?としてなかったし、それにM42マウントのレンズはそれほど持ってなかったわけで・・・。
ふと、「このカメラを買うと、M42沼にハマりかねないぞ。」という危機感を感じたのも一因でした。
案の定、その後M42レンズを見ると物欲が沸々と湧いてしまったものでした。
時折友人の店にM42マウントのレンズが入荷すると、「・・・エエもん入りましたゼ。」とばかりに私に見せるんですね。
そんな中の一つが画像にあるインダスター(ИНДУСТАР-61Л/3 2.8/50)なのであります。これについてはまたいずれご紹介したいと思います。
でも、何だかんだといって結構持ち出すことが多かったカメラでありまして、・・・つまりM42レンズを買うたびに“試写”と言いながら駄作を量産してたものです。
そんな時を過ごした時代が楽しかったですね〜。^^
そういうわけで画像では見えませんが塗装も角の部分、とくにペンタプリズムのてっぺんが剥げています。
金属製のカメラですので、それもまた「カッコいい!」・・・と、いいたいのですが下地は昔のような真鍮ではなく、マグネシウム合金ということで、剥げた部分は白っぽくてお世辞にも「カッコいい!」とは私は思えませんですな。
それでも発売された当時は、フィルムカメラもまだまだ元気な時代で、各社ともカメラの高性能を競って極めていたと憶えておりますが、そんな中、メカニカルシャッターや手動巻き上げ(分割可)や、当然マニュアルフォーカス等々、しかも金属製で、カメラというものが分かっていないと使えない「硬派」なカメラをよくぞ出してくれたものだと称賛したものです。
当時のコシナならではだったんでしょうね。
使い勝手はというと、とにかく・・・面倒くさかったデス。特に測光が。(笑)
趣味のカメラですので、面倒くさくじっくり撮るのを楽しむんですよ。^^
因みに私のベッサはブラックなのでありますが、ご存知のとおり形状の違うシルバーボディーも存在しておりまして、私の写真仲間がシルバーを買い、よく見せ合っこしてたもんです。
好みの問題ですが、私自身は飽きの来ないブラックのほうが好きです。・・・まぁ、反対にシルバーを持っていたらまた考え方も変わってくるんでしょうな。
因みにシルバーボディはトプコンをイメージしたデザインで、このシルバーボディに合わせて「オートトプコール」も発売されました。
コシナホームページより画像拝借
私のベッサ、もう何年も防湿庫に隠れて(笑)おり、この前みたらなんと電池を入れっぱなしでした。防湿庫だったせいか腐食はしてなかったものの、これはいけませんですな〜。(汗)
それでもちゃんと露出計は正常に点灯したのでホッと一安心〜。まだまだ現役であります!
また近いうちに、インダスターをくっつけて写真を撮ろうかと思っております。・・・フィルム、高くなったなぁ。(泣)
<2015 12/20追記>
ベッサフレックス&インダスターのコンビで撮りました。
http://gaku8pp.exblog.jp/24785847/